5.20
難病患者の方々には14の疾患系統がある。 疾患の特性はそれぞれあり、また、症状、その状態も、同じ疾患でも、個別差、個別性が一般的にみられる。
医学モデルは伊賀君ついて、障害であるかどうかを判断する考え方、
医学的な基準に基づき、障害(者)であるかどうかだけでなく、障害の程度なども判断される
医学モデルによる診断は、身体障害の測定などには有効とされるが、
身体障害がある方が多かった時代、状況から、こんにち
変化してきております。医学モデルによる評価による障害の程度と、生活するうえでの障害が必ずしも一致しないため、社会的な困難をかかえる人が増加、
そのために、「社会モデル」という考えがうまれ、用いられています。
難病患者の手帳
根本的に、障害と社会において、何がアップデートされる必要があるのか、
難病患者の就労支援の体制づくりが、徐々にはじまり、拡充の方向にあるとは申しましても、
なぜ、障害認定を受けられない人が多くいるのか、
現状、疾患の特性により、症状・障害が生じた場合も、現在の医学モデルでの認定基準の中に、実際に、生活の支障に影響が生じる症状などが含まれていない状況
そのために、実際の暮らしへの支障の程度が一定ある方々も、障害者手帳の取得が困難となり、雇用率算定のインセンティブの前に、実際、障害者求人は、利用できるとはなっていましても、
実質は、利用しにくい、利用はレアケーズとなってしまう。
今の医学モデルだけの場合、何が問題となっているのかは、海外の取組の中にみる変化なども参考に、既にあきらかにすることは難しいことではありません。
何が実際、日本に暮らす人、患者におこっているのかを、社会共有していくことの大切さは、
患者の近年の増加、そして、医薬の発展や薬剤の開発など、進歩、発展により、
慢性経過をたどり、治療をしながら生きる、暮らす方、そして、就労をされる方、している方も増加してまいます。
治療も続け、生活の持続なども、考える必要があるため、
みなさん、なんとか仕事をして、収入を得ようと、取り組まれます。
多様な疾患、特性、状態の方がみえるため、
フルタイム正社員で就労される方もみえ、
また、通院のために、平日休みの仕事を円卓している方、
障害者求人が利用ができないため、自らが就労日数を減らして、自助努力をされる方、
制度のバグは、直接人の環境そのものともなるため、環境により、個人の障壁は急高する場合もみられています。
疾患によっては、進行性要因なども含み(進行性ではない疾患もある)、症状が重くなった場合、障害認定を受けられるような疾患もあれば、易疲労、症状の変動、発熱、痛み、(過眠症等の方の場合は、眠気、それは、症状としての眠気のため、我々の睡眠不足だから眠い、我慢すればできる、という性質もものとは異なります)
など、生活に支障があっても、現在の医学モデルでの認定基準では認定をうけることが難しい症状・障害があります。
症状や障害固定の要件などは、難病者の症状の特性とは大きく離れてしまいます
身体障害がある方に対応していたモデルから、
症状の特性、その性質から異なる疾患による影響、困難さに対応したモデルへの転換の意義
現状では、
無理をしなければならない状況や環境が、より個人の自助への負荷を高めてしまっています
我々もこうした実情を、共有しながら、具体的な支援をともに考えてまいります。
そもそもの取り組みの抜本的な今日の課題は何であるのか、の社会的な共有が十とはいいがたい状況がみられます。
次回は6月開催となります
障害や症状が固定される患者ばかりではないなか、
現行での仕組みからもれる症状、状態の患者、労働者がみえます。
みえにない症状のいくつかが、実際には生活や就労に支障が一定生じるかたもみえる中、
そうした支障の程度がみられる患者の方が、現在は一般雇用での就労、あるいは、障害者総合支援法対象の方の場合は福祉的就労など、で就労をされる実際がある。
一般雇用では、働ける範囲に就労時間数を軽減されるなど、自助の努力となっている方もみます。
一般雇用のルールの中で、補うことが困難な症状や、状態の方々の就業や生活をどのように考えていくのがいいのでしょうか。
(多様な疾患があるのが難病、症状も状態も疾患特性などがことなるのは前提として、そうしたなかでも、支障の程度が高い、就労困難性が高くなる患者の方々、その暮らしを社会全体で考える。
)近年の患者の増加、医薬の進歩により、就労しながら治療を継続する方も増えている。
疾患構造の変化…
家族のことにもなる可能性があり、自分自身のことになる可能性もある、大切なテーマでもあるのではないでしょうか。
ご一緒に考えてまいりたいと考えております。
2月からは、こちらより配信を引き続きさせていただきます。
現在のコンテンツはこちらに移動させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
両育わーるどさんが、難病者の就労調査をされてみえます。
12月5日 土曜日 17時~19時を予定しております。
こうしたテーマに実際にはどのくらいの方々が関心をもっており、どういった展開や取り組みを患者コミュニティーも社会に向けてされているのか?
行政に訴えかけることのみで、訴えたことになっている様子は、
こうした社会課題での取り組みのなかで、なかなか進展しない観点、要因にもなっているようにも映ってまいります。
『民意は社会』
社会とは何か?
広域にわたってネットワークが広がっていきますと、
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